アナタとの距離
「どうやって3月まで暮らせば良いんだろう。。。」
私は中身が空っぽのサイフを見ながらつぶやいた。
どっちにしろ、この家からは、今週、来週あたりには出て行かないといけない。
行くあてすら考えてないし。。
でも、やっぱり頼れる相手は…
『はいはい、彩乃ちゃん?』
「あ、店長…ぢゃなく!お兄ちゃん。」
『はは、別に無理に、お兄ちゃん言わなくて良いよ(笑)てか、どうした?また、あの親か?』
それから一時間くらいお兄ちゃんに、今の状況を説明した。
でも、さすがにお金の事は心配されると思って言えなかった。
とりあえず、ここ数日で、この家を出ないといけないことだけ伝えた。
『そっか。じゃぁ、彩乃ちゃんさえ、よかったら俺のマンション来な。』
「本当に?助かります。ありがと。お兄ちゃん。。」
『なんか、お兄ちゃんって言葉、むずがゆいな(笑)ま、カワイイ妹の頼みだからな。じゃ、それまで、なんとか乗り切れ。』
よかった。
これで、なんとかなる。。
高校卒業まで、まもなく。
これさえ乗り切れれば、少し光りが、見えそうな気がした