forever...
「どうしたの・・・」






「あたし・・・、恭平に、振られた・・・。」






泣きながら言う声も、ガラガラで、この前の綺麗な声とは似てもつかなかった。






「ご・・・めん」






不思議と声は漏れていた。






その瞬間愛麗は目つきを変えた。







「今更・・・」






「え?」





「今更そんなこと言われたって・・・!それに・・・今日何しに来たの?」






「愛麗・・・」







「帰ってっっ!・・・琳花に言って。別れたから好きにしてって!」




愛麗は叫んで、あたしにクッションをボスっと投げつけた。








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