,*`Blackcat`*,
「えっと…ごめんなさい、変な事言って。」

「「ごめん。」」

かわいい子が誤ると赤猿と眼鏡が誤りもう一人は頭を下げてきた。

「……;;;;」

どうすればいいんだ、こういう状況は余り好きではない。

唯稀は龍樹に目線を向ける。

「………許してやってくれ。」

「別に………いいけど。」
と唯稀はそっぽを向く。

「ヤッター!じゃあフードとって顔見せて♪」

「イヤだ。」

「えーなんで!!顔見せて!」

かわいい子がフードを外そうとする。

「………っ。」

唯稀はかわいい子の後ろに周り腕を掴み動かないようにした。

「………痛いっ!」

「………触ろうとするな…殺すよ。」

「………っ!」

唯稀は手を離し倉庫の出口に向かって歩く。

「何処行くんだ。」

龍樹が追っかけてくる。

「……帰る、所詮族はこんなもんだ……集団でしか行動できない………。」

龍樹が立ち止まる、振り向いて見ると悲しそうな、悔しそうな顔していた。



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