カプチーノ·カシス


大きな手であたしの頭を掴みながら、くぐもった声を漏らすハル。

出しっぱなしのシャワーで濡れた前髪からのぞくその顔は、余裕がなくてすごく色っぽい。


そういえば、こういう時にあたしが優位に立つのは初めてかもしれない……

そう思ったら余計に燃えてきて、上目遣いにハルを観察しながらあたしはたくさん彼を可愛がった。


「もういい……離せ…」


限界の近くなったハルは、そう言ってあたしに動きを止めるよう促す。

でも、あたしはやめない。

このままいかせてみたい。


「―――――っ……!」


そうして我慢のできなくなったハルは、声にならない声を上げて、あたしの口の中で果てた。


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