【完】愛の血−超勝手な吸血鬼
でも……。
半分くらい開いたカーテンから見えるのは、あたし達の学校の制服を着た女の子の姿。
顔は見えないけど、すらっと伸びた白い足が羨ましいくらいに綺麗。
「て、てか、なにしてたのよ!?」
「何って……。細かく聞きたいわけ?」
そう言いながら椎名冬夜が、あたしのベットへと体重をかけた。
ギシッと鳴る音が静かな保健室に響いて。
なんだか、少し心臓が速くなってしまった。
「ちょ、こっち来ないでよ」
「何? 焦ってんの?」
「は、はぁ? そんなわけないし。てか近寄らないでってば」
どんどん近付く椎名冬夜。
顔を下に向けると、椎名冬夜のシャツのボタンが外れてて、隙間からみえる胸の筋肉にドキンッと大きな音をたてた。