【完】愛の血−超勝手な吸血鬼


「だって仁奈ちゃん、処女でしょ?
それじゃあ、いつまでたっても仁奈ちゃんが第一候補のままで困るのよね」



あ……。

前に椎名冬夜が言ってた。



『お前がSEX出来る相手は俺だけ』



それに関係があるの?



「処女じゃなくなれば、第一候補ではなくなるし。
仁奈ちゃんにもちょうどいいでしょ?
冬夜君と関係なくなるんだもの。
大丈夫よ。
そいつら遊んでるだけあって上手いはずだから、すぐ気持ちよくなれるよ」

「上手いはずなんじゃなくて、上手いんだっての」



そうハァハァと興奮した息が耳元にかかる。

ザラッとした舌があたしの耳を舐めた瞬間、寒気がした。


動きたくても押さえつけられていて動けない。

頬を溢れ出た涙が伝ってく。



「やっ……だぁ」



ブラを上にズラされそうになった、その時だった。






< 242 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop