【完】愛の血−超勝手な吸血鬼
「だって仁奈ちゃん、処女でしょ?
それじゃあ、いつまでたっても仁奈ちゃんが第一候補のままで困るのよね」
あ……。
前に椎名冬夜が言ってた。
『お前がSEX出来る相手は俺だけ』
それに関係があるの?
「処女じゃなくなれば、第一候補ではなくなるし。
仁奈ちゃんにもちょうどいいでしょ?
冬夜君と関係なくなるんだもの。
大丈夫よ。
そいつら遊んでるだけあって上手いはずだから、すぐ気持ちよくなれるよ」
「上手いはずなんじゃなくて、上手いんだっての」
そうハァハァと興奮した息が耳元にかかる。
ザラッとした舌があたしの耳を舐めた瞬間、寒気がした。
動きたくても押さえつけられていて動けない。
頬を溢れ出た涙が伝ってく。
「やっ……だぁ」
ブラを上にズラされそうになった、その時だった。