蒼空~キミの名前を呼ぶ~




蒼空の背中に…手が触れた。

心臓がバクバクしてる…。


「…とれたよ。」


これだけでこんなにドキドキするなんて…。

昔は、よく手も繋いでたのにね。
なんだか、おかしい…。



「…ん。さんきゅ

うわ!予想以上にでけぇし!」




そんな、昔みたいな笑顔…


見せないでよ――…。





そんな顔見せられたら…

あたし…






















「――好き。」










< 67 / 304 >

この作品をシェア

pagetop