美女がダサ男に恋をした!?





「そうらしいんだよねー」




と答えたのはあたしではなく、若菜。





「へぇー!超意外。実はワル?あいつ。
俺と気が合うかも」




そしてそんなことを言ってケタケタ笑っている。





「死ね」





なんだか無性にイライラしてきたあたしはガツンッと思い切り机の足を蹴飛ばした。





「おいおい、そんなイライラすんなよ〜。浮気は男の文化だっつーの」




「はぁ?何それ。石田純一かお前は」




「第一、美愛だって今までは浮気の一つや二つ、全然気にしてなかっただろ〜。何今更いい子ぶってんだよ」




「別にいい子ぶってなんかっ…!」





…でも、たしかに純平の言うとおりだ。




今までは浮気なんてされても「へぇー」で終わりだったし、あたしもそれっぽいことしてたし…。





…でも、無理。




河田は。


河田だけは。






ぜーったいに、許せない!






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