実鳥森の少年の初恋
その後、先生の紹介で同じクラスになった
あの少女の名前がマイで商店街に
新しくできた花屋さんの娘だと
いうことがわかりました。

新しい転校生に、クラス中がはしゃいでいる中
ジンは、いつものように静かに
窓の外の森を見ていました。

ペリドは、今ごろどうしているかな?
と考えたり、
そういえば、母さんが、新しい花屋さんから
不思議な花びらのコスモスを買ってきたって
言ってたよな。

思い出すジンです。

あの不思議な花びらのコスモスに
詳しいのかなと考えながら
何気なくマイを眺めていると
目があってしまい、とまどっていると・・・

「こんにちは」と
マイがにっこりと挨拶します。

目を白黒させながらも
「あ、うん・・・・
僕は花野ジンだよ。
新藤マイちゃんだよね?」
ジンは、平気なふりをして話します。

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