続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「何やってんだよ!」


「兄さん! 落ち着いてください!」


すぐにヨンウナは俺から引き剥がされて、シューインとペーターに後ろから床に押さえ込まれながらも俺をにらむ。

感情が高ぶったのか、目にいっぱい涙をためて。


「俺とメイリンだけじゃなくて、ここにいるやつ全員アンタの心配してるんだよ!
だから明日も仕事だっていうのに、誰一人文句も言わずに集まってんだろ!

なんで分からないんだよ。
俺たちがどれだけ......!」


ヨンウナの言葉にいつのまにか俺も涙を流していて、それから他のメンバーの涙目になっている顔を見て、自分の犯した過ちの重大さに気付かされた。

ごめん、ごめんな......。

みんなこんなに俺のことを心配してくれていたのに、何もかも自分勝手に決めて。

謝ろうと口を開きかけた時に、ヨンウナが身をよじって二人の腕から抜け出て、また家から走りさってしまった。

もうこんなリーダーにはついていけないと言い捨てて。
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