千年かけて恋をしました





「ちょっと待ってください。」

俺が口を挟む。

「何だ。」

「お姉さんは 俺に

 感謝していたはずなのに

 なぜ 最初に会ったとき

 俺に怒っていたんですか?

 この話を聞いている限りでは

 矛盾しています。」

「それは・・・

 桜が自殺したと

 ・・・思いたくなかったからだ。

 私のせいで・・・

 私が久道の家に 追っ手を

 行かせたせいで

 桜が・・・死んだと

 思いたくなかったからだ。」




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