帰宅部にお任せを
「何、ほのぼのしてんだよ」
目の前には廉の顔。
むにっと頬をつままれてる。
『いひゃっ!』なんて、いつもなら声をあげるけど今日はそれが出来なかった。
…さっきまで廉のコトを考えてたせいだ。
至近距離に耐えられない。
廉にもこの頬の異常な熱さが伝わっってたらどうしよう。
早く振りほどかないとっ。
わたしはぶんぶんと頭をふった。
いきなりの行動に驚いたのか、簡単に廉の手は離れる。
「っと。今度はいきなり暴れ出して……お前大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫っ!」
顔が赤いのも、かなり焦っていることもばれないために立ち上がる。
それとほぼ同時だった。
ギギィ……
「おっと!…これは、もしや取り込み中だったり…?」
そして、誰かの声。
わたし達はがばっと身を翻した。