俺は今日も自転車の君に恋をする





「んー…んぁ?」





まだ寝ぼけているのか目をこすりながらうつろな目をしている。






よかった…。






俺が噛んだことには気づかれてない。







「あの、亜紀先輩…ですよね?」







俺はしゃがみこみ亜紀先輩と目を合わせた。












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