secret name ~猫と私~
広報部として、新しくなる。
広報部のなかで、宣伝課・企画課と、内部でわかれるようだ。
これまで別室だったやり取りが、スムーズにいくだろう。
部屋から部屋への移動時間の削減にもなる。
企画運営部が企画し、広報部が宣伝してきたという密な関係であったのに、今まで別室でとても不便だった。
これからは、お互いの意見を気軽に出しあえると良い。
広報部の部長は兼任らしいし、新たに課長が配属されるのか。
期待をしながら次の言葉を待つ。
「では、広報部・宣伝課の課長に、大宮君。企画課の課長に、高村君。
高村君は昇進となります。おめでとう。」
耳を、疑う。
まさかこの場で昇進するとは思っていなかった。
「おめでとさん。」
社交辞令で溢れる拍手の中、セッテが佳乃にだけ聞こえるぐらいの声で、嬉しそうに囁いた。
広報部のなかで、宣伝課・企画課と、内部でわかれるようだ。
これまで別室だったやり取りが、スムーズにいくだろう。
部屋から部屋への移動時間の削減にもなる。
企画運営部が企画し、広報部が宣伝してきたという密な関係であったのに、今まで別室でとても不便だった。
これからは、お互いの意見を気軽に出しあえると良い。
広報部の部長は兼任らしいし、新たに課長が配属されるのか。
期待をしながら次の言葉を待つ。
「では、広報部・宣伝課の課長に、大宮君。企画課の課長に、高村君。
高村君は昇進となります。おめでとう。」
耳を、疑う。
まさかこの場で昇進するとは思っていなかった。
「おめでとさん。」
社交辞令で溢れる拍手の中、セッテが佳乃にだけ聞こえるぐらいの声で、嬉しそうに囁いた。