背中を合わせて【完】
「適当に座ってて。俺先輩に連絡してみるから。」



前に零の家に遊びにきなよと言われたときは、あんなにも拒んだのに今は自然に受け入れられた自分に驚く未夜。


とりあえずテーブルのそばに座ってみる。



(男の人の家って、もっと散らかってると思ってたけど案外きれいなんだなぁ。)



「先輩電話でないんだけど...。どうする?」


「あと買ってないのはみんなのジュースだけでしょ?それならコンビニでも大丈夫だと思うよ。」


「そうだね。じゃぁ野菜切っちゃう?」
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