背中を合わせて【完】
「ありがとうございます。」


「平気だよ。零から頼られるなんて滅多にないから、むしろ頼られて嬉しいくらい。」


「そう、なんですか...。」


「あいつは1人でなんでもやろうとするからね。今日だって車貸してって言われただけだけど、俺が乗せてくね。」



(車貸してって...。誰が運転するつもりだったんだろう?)



「キミは零の彼女?」


「えぇ!?いや、違います!!ただの友達です!」


「いや、そんな全力で否定しなくても。」



未夜の必死な否定ぶりに、思わず先輩に笑われた。
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