背中を合わせて【完】
外からクラクションの音が響き、先輩が車で零の家に到着したのを告げる。



「もう着いたの?正午の便なのに早くない?」


時計を見ながら当然の反応をする零。



「いいんだよ。俺が連れて行きたいとこがあるんだ。」


「えっ?どこどこ??」


「着いてからのお楽しみ。」



そう言って先輩の車に零と圭は乗り込んだ。


先輩の運転する車の向かう先は未夜たちが通う学校。


そんなことも知らずに、零は車内で会話をしながらも窓の外に見える風景をずっと見つめていた。
< 405 / 459 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop