夢みて何が悪い!




そのあとは、散々文句やら
蓮斗について言われた私は

教室に戻れず、戻るきになれず

屋上に逃げて授業をさぼってしまった。




もう。


辞めよう


きっと、また騙される。


もう、騙されたり
浮気されたりなんて嫌。


そんなの、もう辛いよ…







美紗に、なんて言おう。







『はぁ?あんた、本気にしたの?』


『だって、知らないこと知ってた』


昼休み、戻った私を、
問い詰めてきた美紗に
言われたことをすべて話した私。


『あんた、ほんとバカ。そんなの、嘘よ』


『でも、他のこにもしてるんだって、』


『だからーあんたを離すための嘘』


『違うよ、蓮斗、頭撫でたの、あの人達知ってた…』


もう。
決めたんだもん…


傷つくまえに諦めるの。

傷つくまえに離れなきゃ。


『ちょっと…先輩から言われたわけでもないのにさー』


『だからだよ、言われる前に諦めなきゃ』






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