幼なじみと付き合った場合。
「や……」



「なに?よく聞こえない……」



伊織はとびきりイジワルそうな顔を見せると、あたしを更に押してくる。



思いっきりはねのければいいのに、いつもと違う伊織に、動揺して……どうしたらいいのか、わからない。



気付けば後部座席に寝転んでいて、伊織はそんなあたしを上から見下ろして、楽しそうに笑っていた。








「ひ……悪魔……」



「悪魔って……ひでぇ」



「あたしを犯す気っ!?」



「大ゲサ……」



伊織は苦笑いしてるけど、しっかりとあたしの手を握ってる。



そして後部座席に手を押しつけるように、グッと体重をかけた。



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