幼なじみと付き合った場合。
「昨日そういう話になったの。ソイツと家にいるのが気まずいし、お母さんが帰るまで毎日伊織くんの家にいていいって…」



「そう…なんだ?」



そうならそうと、伊織…昨日言ってくれたらよかったのに。



「彩花ちゃん、誤解しないでね。あたし、伊織くんのことはなんとも思ってないから…」



微笑まれて、あたしは余計になにも言えなくなる。



なんでそこで、伊織の家なの?って思ったけど、ココで反対したらあたしってすごいヤなヤツだよね……。



どうしようか迷ってると、松本さんがあたしのお弁当をジーッと見てくる。









「え……なに?」



「彩花ちゃんのお弁当、おいしそう!自分で作ってるの?」



「うん…昨日の夕ご飯、詰めただけだけどね?」



「そうなんだ~……伊織くんのお弁当も作ってるの?」



「まさか!なんであたしが伊織の作んなきゃなんないの?」



「アハハ、そうだよね~。めんどくさいよね」



めんどくさいっていうか、そんなの……まるで、彼女みたいだし!!



って、そうだ……あたし、彼女なんだ!?



自問自答して思わず笑いそうになったけど、とりあえずそれは口に出さないでおいた。






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