幼なじみと付き合った場合。
「今日も遅いんだよね…そっか。ううん、大丈夫だよ。

最近彼氏できたし、毎日すごく楽しいんだ」



松本さんは誰かと電話してるみたいで、俯きながら暗い表情を崩さない。



彼氏……って、隣の家の島岡さん?



だけど彼氏じゃないって言ってたよね……。



今日も遅いってことは…お母さんと話してるのかな。



「えーっ、お母さんに会わせられないよ!恥ずかしい!!どんな人って……そうだなぁー。

背が高くて、超イケメンだよ!ちょっとワガママなとこあるし態度デカいけど、おもしろいし頼りになる……」



ワガママで態度デカいって、まるで伊織?



あたしは思わず吹きだしそうになって、グッと堪えた。










「うん…すっごく好き。彼氏もあたしのこと好きって言ってくれてるの。

ううん、クラスは違うよ。えー……しょーがないなぁ」



松本さんが振り向きそうになった瞬間、あたしは一歩下がり松本さんから見えない位置へとズレる。



< 692 / 1,432 >

この作品をシェア

pagetop