幼なじみと付き合った場合。
「……結局、誰かに心配してほしーんじゃねーの?」


俺の言葉を聞いて、松本が悲しそうな顔を見せる。


「そっ……そんなことない」


「そっか。だったら、そんな大げさに包帯巻かないでも長袖で充分隠れるだろ?

リスカなんて、意味ねーじゃん。楽になるから切る?

結局それで誰かに注目してもえるから、楽になんじゃねーの?」


「…………」


「俺は今、お前の心配してやる余裕なんてねぇから。自分のことだけで精一杯」


「そ……そーだよね」


松本は包帯を巻きおえたあとも、俯いたまま顔を上げようとしない。






……俺、ちょっと言いすぎた!?


だけどホントにそう思うからな……。


彩花に聞かれたら、また怒られんだろーな。



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