幼なじみと付き合った場合。
や……ちょっと待って。


あのポーチ、ゴミ箱から見えてるかも……。


ヤバいと思ったあたしは、キスをやめて伊織の頭を抱きかかえるようにして、伊織の動きを封じこめた。


もちろん伊織は、あたしの突然の行動に少し動揺してる。


「伊織……あたしを、もっと強く抱きしめて?お願い……」


「彩花……」


伊織の顔が、だんだん胸に近づいてる気がするけど、ここは大目に見ることにしなくちゃ……。








伊織の顔を胸元に押しつけ、頭上にあるゴミ箱を確認する。


……わぁ、よかった!


ゴミ箱からは、ちょうどラッピングの包みしか見えていない。


あー、心臓止まるかと思った!!


ホッとしたのも束の間……。


今度は別の、想定外の事態が発生!!



< 989 / 1,432 >

この作品をシェア

pagetop