君に告げよう
「……今度、永ちゃんの御両親に会うわ。優美さんにも」
「俺も一緒に行くよ」
姉さんは力なく微笑みながら、こくりと頷いた。
これから先、どうなるのか予測さえもつかない未来だけど。
僕は姉さんのそばにずっといる。
姉さんの罪も一緒に償っていく。
それは同時に、僕の罪でもあるのだから。
「行こう、姉さん」
夜空をずっと眺めている姉さんの手を取ると、僕たちはゆっくりと歩き始めた。
――Fin――

