海辺で恋するシンデレラ
起きた藤堂さんは、すごく慌てたように
何度も、ゴメンと謝ってくれた。
もういいですって言っても「ゴメン。ほんと、ごめんね」と言って
あまりにも可笑しくて笑ってしまったくらい。
私は、藤堂さんの寝顔を見ながらある事を決意していた。
そう。
店長と別れて、失った記憶とも真正面から向き合って
そして、前を向いて歩いて行こうと。
店長とこのまま付き合っていても、心がそこになければ意味がないから。