海辺で恋するシンデレラ
店長に、自分の気持ちをちゃんと伝えようと思っていたけれど
今週はかなり店の方がバタバタと忙しく、言いだすきっかけを失っていた。
そして、少し落ち着いた金曜日。
バイトの子に店仕舞いを代わってもらい、今日伝えようと決めていた。
閉店作業が終わって、一息ついた頃。
あれ?店長がいない―――――――――
何処に行ったんだろう。
スタッフルームで伝票などの入力をPCにしているんだろうか?
そんな事を思いながら、何気にスタッフルームに繋がる廊下へ足を踏み入れた。
すると、店長と女性の声が聞こえてきた。
―――はぁ・・・また、女性を連れ込んでるのかな。
気が重い・・・けど、逆にそれを利用して別れを切り出す切っ掛けになるかも?
なんて、腹黒い考えが頭をよぎる。
けれどソレがいけなかった。
すぐにそこから立ち去るべきだったんだ。