海辺で恋するシンデレラ
料理を食べ終わると
私達は決まって、リビングでお茶をする。
彼は、ブラックコーヒー。
私は、いちごラテ。
「海桜、これ受け取って。」
差し出されたのは、1つの鍵。
「これって・・・」
「ここの部屋の合鍵。いつでも来て良いからね。」
優しく、私に鍵を握らせる。
それをギュッと胸のところで抱きしめた。
「嬉しい・・・ありがとう、波瑠さん。」
嬉しくって、涙目になりながら微笑む。
「ズルい・・・そんな、顔しないで。押し倒したくなっちゃうから。」
クスッと笑いながら、私を優しく抱きしめてくれた。
そして、チュッとリップ音と鳴らしてkissをした。
軽く触れるだけの、kissを繰り返し
いつしかそれは、深い大人のkissになる。