デキちゃってない結婚
「先輩大丈夫ですか」

 佳奈が急いで駆け寄ったが真理子は1ミリも動く気配がない。

佳奈は必死に真理子お越し揺すってみると、真理子は白眼を向いて小さな声で呟いた。

「星がいっぱい見えるね」

「見えないですよ、曇って何も見えないですよ」

 意識の飛んだ真理子は三途の川手前付近までいい気分でたどり着きいたのだが、美月に会って無いことを思い出すと一気に意識が回復した。

「美月君!」

 そう大きな声を出し勢いよく起き上がった真理子だが、余りの勢いに佳奈と頭をごっつんこさせてしまった。

真理子は慌てて謝ると、佳奈は頭を押さえて「大丈夫です」と言ったので真理子は直ぐに目を宝石のように輝かせた。

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