LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)
困った表情で説明する彼女は‥卒業アルバムの中に再び目を落とし…ある男の子を指差した。
「この人が…成美さんの彼だったの!
なんでも成美さんから告ったみたいで毎日…なんかいつも無理矢理連れて歩いてるって印象が私にはあったかなあ?」
どれどれ‥と個人写真を指差す先に写る同級生の成美さんの彼に注目したその彼にギョッとする。
髪の毛はボサボサだし‥眼鏡は写真ごしなのに油か何かでテカリ虹色に光っている貧弱なその彼の姿に我が目を疑いたくなった…。
「でも…ほんとに彼の事好きだったみたい…。
…彼…。
お家の事情だかなんかで卒業間際学校来なくなっちゃってね。
成美さんから彼宛ての手紙を預かったんだ。
成美さん…卒業式の前に引っ越す事になっちゃって…結局会えずじまいだったから…手紙を私に託していったんだよね…。
まあ…でも無事彼は卒業式だけは来てくれたから手紙は渡せたんだけどね…!!
その後2人がどうなったかはわからないんだ…。
とにかく学校では異色なカップルだったから‥(汗)」