不良に口説かれて恋にオチました
「あのあと、先生が来るまで知らない俺の傍に居てくれたし…」
そう言って爽はあたしとの距離を縮める。
「…爽?」
「あの時から、好きになったんだ…」
「えっ…」
「単純だってぐらい分かってるよ。でも、学校で希美先輩を目で追う度に、好きだって思ってた」
真剣な目で言われて、これがいつもの冗談とかじゃないってことがわかる。
「でもあたし…」
「今、返事とかナシね?…冬休み明けてから返事もらっていい?もしかしたら、希美先輩の気持ちが変わるってことあり得るかもしれないじゃん?」
そう言った爽の顔はいつの間にかいつもの笑顔に戻っていた。