佳人な先生
翌日。

私は月冴さんに

メールを送った。



話したいことが

あるからもう一度

会って欲しいと。



少しして、

わかったという文字と

待ち合わせの夜の時間、

そしてある公園の名前が

入ったメールが返ってきた。



そのメールの文章は

いつもの月冴さん

らしくない

とても冷たく感じるものだった。


もう遅いのかもしれない。



けど、伝えなきゃ・・・。




もう後悔したくない――。


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