佳人な先生
一気に涙が

あふれ出した。




瑞城先生・・・




瑞城先生・・・




瑞城先生・・・




私はあなたが好きです。



付き合えなくったって



結婚できなくったって



そんなのどうでも



よかったんです。




ただいてくれるだけで


よかった・・・。




なのに・・・



なのになぜ・・・



なぜこの世から



消えてしまったの?





私はもう瑞城先生に

想いを伝えることすら

できない・・・。





最後に私を好きだと

言ってくれた瑞城先生・・・





私は


瑞城先生を


思い出にすることなんて


できそうにもありません・・・・。



瑞城先生・・・・・。




私はその夜

涙は枯れないものだと


知った。

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