君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
みーくんが金銭面で困らないように。



思う存分、好きなことが出来るように。



そうでしょう?







「弱ったな……」







院長先生は力無く笑うと、ポリポリと頭を掻いた。







「鳥越さんには、どうしてわかってしまったんだろうな……」



「親父?」



「……美雪が死ぬ前から仕事ばっかりで碌に教育にも関わることが出来なくて、



それで子供の心が離れていくことは当たり前なのに、仕事だから仕方ないと言い訳してた」




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