君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
私の心臓はまた激しいリズムを刻みだしたんだ。







「……――誓いますか?」



「誓います」



「新婦、誓いますか?」



「誓います……」







藪内先生が指輪を取り出すと、万里ちゃんはそっと手を差し出して。



細い薬指に填められた結婚指輪は、眩しいほどに光り輝いている。





< 1,332 / 1,645 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop