君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「待ってなんかない。母さんがいい子にしてろって言ったからだ」







面倒くさい。



それが本心だ。何故、いるかいないかもわからないような父親を、待たなければいけないんだ。







「それが……、先程のお電話で、お父様は、今日お帰りになられないと仰っていましたよ」



「はぁ!?母さんが寝込んでるのにか!?」



「だそうですよ。私も、通常通りに帰宅しなければならないのですが……。大丈夫ですか?」



「……好きにしろ!」







……なんで、俺の父親はあいつなんだろう。





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