龍太郎一味のご無体な学園生活
喧しくて騒々しくてうるさい面々が帰っていった後。

「そういえば…」

霸龍闘をあやしているしまじろうを見ながら、ベッドの上で龍娘がふと呟く。

「昨夜夢を見たのだ」

「夢?」

しまじろうが妻の顔を見る。

「ああ…参観日らしくてな…教室には霸龍闘がいて、鬼龍がいて、瑠璃やめのうがいて…おかしいだろう?皆年齢が違うのに、同じ教室で授業を受けているのだ」

「まぁそこは夢だからな、かてぇ事言いっこなしだ」

笑うしまじろう。

< 2,004 / 2,031 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop