龍太郎一味のご無体な学園生活
その夢には続きがある。

「夕城の子や私達の子に混じって…知らぬ子がいるのだ…どう見てもこの世界の子ではなくてな。なのに夢の中の私は、その子を知っている。その子だけでなく、その子の親も知っているのだ」

「へぇ…不思議な話だな」

霸龍闘に、ベロベロバー、なんてやっているしまじろう。

すっかり親馬鹿である。

「私は授業参観の途中、その子の親と会話を交わすのだが…その親、誰だと思う?」

龍娘はクスッと笑う。

「天神の卒業生で、異世界?へと帰っていった勇者とその嫁…」

「っ…フェイレイとリディルかよっ」

ま、そんな可能性もあるというお話ですよ。

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