野獣な執事とワンコお嬢様
まだ寝てるかもしれない。
でもまず、ちゃんと挨拶してなかったから…。
琴音の母親がいるであろうリビングに行くと、頬を膨らました琴音と母親がいた。
オヤジがいるのは当たり前だ。
「ヒョウっ!!」
「珍しく自らお目覚めになられたのですね、お嬢様」
「そんなことよりパパはなんて…?」
「お嬢様、はしたないですよ、裸足なんて」
「慌ててたから…」
「今すぐスリッパをお持ちいたします」
本当に慌ててたんだろう。
俺は大丈夫なのに。
カワイイヤツめ。
スリッパを手に、リビングに戻って琴音にそれを履かせた。
「先ほどはまともに挨拶もせず、失礼いたしました」
「いいの!!琴音に怒られちゃった…」
「お元気そうでなによりです、美琴様」
「ヒョウも元気そうでよかった」
琴音の母親、美琴様は16で政略結婚、17歳で龍蔵さんを産んだ。
世間を全く知らない、ガッチガチのお嬢様だったらしい。
そのせいで、常識に欠けている。
その辺、琴音より100倍酷い。
でもまず、ちゃんと挨拶してなかったから…。
琴音の母親がいるであろうリビングに行くと、頬を膨らました琴音と母親がいた。
オヤジがいるのは当たり前だ。
「ヒョウっ!!」
「珍しく自らお目覚めになられたのですね、お嬢様」
「そんなことよりパパはなんて…?」
「お嬢様、はしたないですよ、裸足なんて」
「慌ててたから…」
「今すぐスリッパをお持ちいたします」
本当に慌ててたんだろう。
俺は大丈夫なのに。
カワイイヤツめ。
スリッパを手に、リビングに戻って琴音にそれを履かせた。
「先ほどはまともに挨拶もせず、失礼いたしました」
「いいの!!琴音に怒られちゃった…」
「お元気そうでなによりです、美琴様」
「ヒョウも元気そうでよかった」
琴音の母親、美琴様は16で政略結婚、17歳で龍蔵さんを産んだ。
世間を全く知らない、ガッチガチのお嬢様だったらしい。
そのせいで、常識に欠けている。
その辺、琴音より100倍酷い。