野獣な執事とワンコお嬢様
ヒョウに洗われるのがイヤで、下着は女のメイドさんが洗ってくれてる。
あたしは今から、何をしたらいいんだろう…。
洗濯機の使い方はおろか、洗剤の場所すらわからない。
「た、タマキさんっ!!」
「なんだ、琴音か。どうした?」
「洗濯って、どうするの?」
「教えるなって、青柳に言われてっからな。取説読め」
渡された取り扱い説明書は、フランス語っぽくてさっぱり意味不明。
日本製じゃなかったのね…。
「もうヤダ…」
洗濯物を部屋に持ち帰り、隅にまとめた。
いつもなら、今頃ヒョウのお茶を飲んで宿題をしてる時間なのに…。
お茶ってどうやったらできあがるのかすらわからないし…。
ベッドメイクだって、シーツの場所もわからないし、あんなにピシッと敷けるとも思えない。
あたし、ヒョウがいなきゃ本当に何もできないんじゃん…。
そりゃあ休んでるヒマなんて、あるわけないよね…。
あたしはヒョウがいなきゃ何もできない…。
あたしは今から、何をしたらいいんだろう…。
洗濯機の使い方はおろか、洗剤の場所すらわからない。
「た、タマキさんっ!!」
「なんだ、琴音か。どうした?」
「洗濯って、どうするの?」
「教えるなって、青柳に言われてっからな。取説読め」
渡された取り扱い説明書は、フランス語っぽくてさっぱり意味不明。
日本製じゃなかったのね…。
「もうヤダ…」
洗濯物を部屋に持ち帰り、隅にまとめた。
いつもなら、今頃ヒョウのお茶を飲んで宿題をしてる時間なのに…。
お茶ってどうやったらできあがるのかすらわからないし…。
ベッドメイクだって、シーツの場所もわからないし、あんなにピシッと敷けるとも思えない。
あたし、ヒョウがいなきゃ本当に何もできないんじゃん…。
そりゃあ休んでるヒマなんて、あるわけないよね…。
あたしはヒョウがいなきゃ何もできない…。