野獣な執事とワンコお嬢様
キスしまくって、やめ時がわからなくて。



このままヒョウと溶けちゃいたいと思った。



「病み上がりだってこと、忘れてました…」

「あっ、風邪うつしたらごめん…」

「そんなにヤワじゃないので」



ニコッと笑うヒョウに抱きしめられ。



すっごく幸せだ…。



「そろそろ何か召し上がらないと」

「ダルくて食べたくないなぁ…」

「軽めにしておきますよ。お薬も飲んでいただきたいので」



仕方なく部屋で食べた夕食。



丸1日も寝てると、お腹はすくらしくて。



「おいしかった」

「完食ですか。病み上がりにしてはめずらしい」

「お風呂に入って寝るから、ヒョウに戻って、早く一緒に寝よう?」

「わかりました。残りの仕事を片づけて来ますので、髪はちゃんと乾かしてくださいね?」

「はぁい」



ゆっくりお風呂に入り、ちゃんと髪も乾かした。



後はベッドの中でヒョウを待つ。



なのに、薬のせいか、なんだかウトウト…。



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