野獣な執事とワンコお嬢様
ヒョウはなにも語らないでそばに立ってる。



今すぐ飛びつきたいよ…。



「うちの執事はちゃんと仕事をしているかい?」

「えぇ、すごく有能な執事ですよ。カレンのワガママを聞いてもらえて、本当に感謝しています」



そのままの状態で食事を終えた。



親同士でビジネスの話を初めてしまったので、あたしは未だしゃべらないカレンさんとふたり。



「琴音さんの執事なんですよね?ムリ言っちゃってごめんなさい」



そう言われ、耐えていたものが崩れそうになった。



悪いと思ってるなら、早く返してほしい。



「カレンさん、青柳と少し話をしたいんですけど」

「構いませんよ!!すみません、すぐ戻りますね」



カレンさんがどっかに行った。



たぶんトイレ。



今のうちに伝えなきゃ!!



「久しぶり…」

「お久しぶりです、お嬢様」

「元気そうでよかった」

「わたくしは、お嬢様がちゃんと食べているのか心配で仕方ないです」



ヒョウだ…。



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