家元の寵愛≪壱≫


か、可愛すぎるだろ。

んな事言われたら……俺は……。


「キャッ!?なっ、何してるんですか?!////」


俺はパジャマの裾から手を差し入れ

直に彼女の背中に手を滑り込ませた。


そして……

柔らかな肌には不釣り合いの金具に…。


「仲直りはコレが1番だろ」

「えっ?!!////////」

「フッ……俺に嘘をついた罰だ。今日は覚悟しろ?」

「えぇっ?!!////」

「明日、歩けなくなるくらい可愛がってやるから」

「ッ!!!////////」


俺は頬を赤く染めたゆのの唇に

噛み付くようなキスを仕掛けた。


昨日とは違い、心から満たされる。


甘く蕩けるような深いキスを。


彼女の肌の温もりに身も心も癒されて。


刺々しかった俺の心は

いつの間にか穏やかなものに。



一生、この腕の中に

……閉じ込めておきたい。


俺の寵姫……ゆの


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