ヴァルキュリア イン キッチンⅡeternal
「っ……あ」


 身体をゆっくり起こすと視線の先にきらりと小さく煌く物が目に入った。


 それは真っ白い雪の中に埋もれかかったUSBだった。



『レシピ……』



 そのUSBの中には奈央か渾身のアイディアを奮って考え出したクリスマスコンテストのレシピが入っていた。
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