Dearest
「おっ、アキじゃねぇか」



アキに気付いたアシュリーは、ラヴの膝から降りてアキに駆け寄る。




「アシュリー、サミュエル苛めちゃ駄目だからね」



アキはそう言うと床に座り、膝にアシュリーを乗せる。




「サミュエルがいけないんだよ!俺は悪くない!!」



アキの膝の上で暴れるアシュリーの元へ、今度はレオンがやってきた。




「どいて、アシュリー」

「あ?何だとレオン」

「俺もアキの膝に乗りたーい」

「黙れ」



レオンとアシュリーは、服や髪を引っ張って喧嘩を始めた。




「喧嘩する子は知ーらない。あたしサミュエル抱っこしよっと」



アキはそう言うと、ラヴの膝に大人しく座っていたサミュエルを抱き上げた。




「サミュエルは大人しくていい子ね」

「アキさん柔らかいです」


サミュエルはアキの首に擦りよる。




「こらっ!!サミュエル離れろ」

「ズルいよー!サミュエルだけ」



アシュリーとレオンはアキの周りを走りながら、ギャーギャー騒いでいた。




「ちょっと…ラヴ。アシュリー達どうにかしてよ」


ラヴに助けを求めるアキ。



「…アキは私のですよ、サミュエル」

「えーっ!!ラヴまで」




しばらく騒ぎ立ていた子ども達は騒ぎ疲れたのか眠ってしまった。
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