Fragile~思い出に変わるまで〜
あやは怯えたような声で答えた。


「うん……すぐ戻るから……
心配かけてごめんなさい……」


俺はあやの言葉を聞いて、ようやく安心して電話を切った。


なぜこんなに苛立つのかわからない。


あやに対して最近はいつも苛々しているような気がする。


それに対して、あやは俺に怯えることが多くなった。


そういえばあやの笑った顔を見たのはいつだっただろう……


さとみの時には感じなかった気持ちに戸惑う。


あやはいつからこんな風になってしまったんだろうか?


そして、俺はいつからこんな風に思うようになったんだろう……


ふとさとみの最後の言葉を思い出す。


『藤森さんとひなちゃんと三人で幸せになるんだよ?』


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