あたしの旦那は保健医です!?
再びホテルへと戻る。


連れて行かれたその部屋はパーティー会場と変していた。

舞踏会で流れそうな音楽が会場を包む。


お母様とお父様はいろんな人に声をかけられていった。


「杏は俺といろ。
離れるなよ」

と涼に言われた。


当たり前です。


にしても、外人さんがいっぱいいる!!

あれはイタリア人かな?
あ、アメリカ人も!
わぁ、中国にフランスにドイツに韓国!!

すごーい(≧▽≦)


『あの、すみません。
あなたは茜様と怜治様の息子様ですか?』

「はい、そうですが?」


うわ、涼がイタリア語話してる!

なんか次々に来たし。
んー、いづらい。


「涼、あたしちょっとガレージに出てくるね。なんか人酔いしそうで」

「おう、大丈夫か?」

「うん、ちょっとしたら戻ってくるから」


あたしはそう言ってガレージへと進んだ。



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