俺の大好きなアイツ。
…でも、このままじゃ諦めがつかなくて。
私は久し振りに屋上に向かった。
ドアを開けると……
そこには、陸斗と…美奈ちゃん。
タイミングが悪いことに
陸斗が美奈ちゃんに“あ~ん”をしていた。
…2人、付き合ってるんだ。
うすうす、そんな気がしてたけど、
認めたくなかった……
失恋だ……
その光景を見て
涙が止まらなくなって
「っ………」
思わず声を出してしまった。
驚いて振り返る陸斗に私の
泣いている姿は見られたわけで…
私は走っていた。
美術室なら……
誰もいないから…。
思いっきり泣ける。
「っ……ふぇっ」
私がしばらく泣いていると
ガラガラガラッ
勢いよいドアが開いた。
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