Hurly-Burly3 【完】
まぁ、売らないけどね。
あたしの青春を詰め込んだ日記は只今
10冊目ですよね。
5歳の頃から書き始めて毎年一冊、
毎日必ず習慣として書き続けている。
「ちょっ、ちぃー君勝手に人のベット
で寝ようとしないで!!」
この人あたしのベットで昼寝しようとした!!
自由人過ぎるよっ。
マイペースにもほどがあるってんだい。
「なっ、伊織君そこはトップシークレット!!
ドンタッチクローゼット!!」
オープンしようとすんなよ。
「お、乙女の秘密を覗こうとするとは油断も
隙もないヤツだ・・・・」
伊織君が恐ろしいです。
何か危機感を覚えたよこのフェロモン魔導師。
「下着チェックしてやろうとしたんじゃねぇ~の。」
するなよっ!!
結婚前の娘の下着を見るとかどんだけ破廉恥野郎なの!?
「どうせ、白だろ。」
なっ、金髪ライオンめ!!
白だけとは限らないんだからな。
「いや、念のためにベージュも持っている。」
「何の念!?」
ユウヤ、時にはベージュを着る時もあるのだよ。
「日和ちゃん、いや見せようとしなくていいから。」
ハッ、自分でクローゼットオープンしてたわ。
パンツの引き出しを開けようとしたところで
馨君にすごい力で止められた。
「け、毛糸のパンツにはこだわりを持っている。」
「その説明要らないからね。」
馨君、手が死滅しそうです。
「見せませんよっ!!
し、下着は結婚する殿方のみにお見せするものだ。」
何てことなの。
フェロモン魔導師やりおるわ。
危うくオープンですしちゃうところだったわ。
「お前、純情すぎだろ。」
慶詩、これは先祖代々伝わってきたのだ。