Hurly-Burly3 【完】

結局、それからリビングでお茶を飲んで

甘いも好きのちぃー君とナル君に羊羹を出して

一息入れたところで宴もたけなわということで

みんなのお帰りになった。

「結局、流しそうめん出来なくてごめんね・・・」

まず、物置にすら行ってないよね。

「ううん、楽しかったから全然いいよ。」

馨君は何ていい人なんだ。

「それにしばらくはおめぇあの兄貴の面倒見なきゃ

で忙しいんじゃねぇの?」

「気付かないフリをしていたのだ・・・」

とことんあの人騒がせ兄ちゃんに付っきり

になって今まで何してたのか聞いてやろうと

思っているのは確かである。

「流しそうめんは来年に延期だな。」

ええっえええええー!!

よっちゃんの楽しみをあっさりと先延ばしに

しましたよこのマイペース男っ!!

「よっちゃん、可哀想に・・・・」

「しょうがねぇだろ、お前抜きじゃ割りに

合わねぇんだから。」

へっ!?

あたしが居た方が良いと言うことですよね!!

ちぃー君、たまに君には驚かされます。

ちょっと、ニヤケそうになってしまったではないか。

「流しそうめんの道具買わなくて済むからな。」

今の感動返せっ!!

まんまと騙されたわ。

こんなことってあるのねっ!!

「日和ちゃん居ないと多分他の奴もつまらないと

思うってのは本当だよ。」

馨君はきっとあたしの騎士だよね。

毎度フォローありがとうございます。

あたしは馨君という騎士を仲間に入れた。

鬼が島へ行くのも夢じゃないねっ!!

「ほっほっほ、そうかね。

そうかね、あたしが居ると華やかになるという

わけですよね!!」

「華やかってのはどうだろうね。」

馨君、時に厳しいのですね。

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