Hurly-Burly3 【完】
みんな黙ってしまうと言うね。
「・・・・・・・・・・・」
サユちゃんの偉大さにやっと気付いたのかね!!
あたしは元々知っていたぞ。
「あの因みにあたしの得意技は背負い投げと
パンチ技が得意だ。物を投げると言う強行
手段をする時もあるが、その実態は正拳突き
裏拳がもっとも得意技だ。ボディーブローも
中々良いと師匠に賛美を貰った。」
「おめぇも出来るのかよ。」
「少々嗜む程度にだ。」
格闘家やプロレスラーになるつもりは
これっぽっちもない。
サユと仲良くなるにはと考えたのである。
ダディはそんなあたしによく付き合ってくれた。
おまけにサウンドバックをプレゼントしてくれた。
ストレスが溜まるとサウンドバックを相手に
憂さを叩き込む。
「ヒヨリン、危ないし心配だからそういうの
いいからなっ!!」
ナル君のキャラメルハニーの髪がふわふわと
揺れて可愛さを際立たせる。
もうなんて可愛いのだろうか。
犯罪レベルの可愛さだと思うよ。
「あはっ、うん。」
そう可愛い顔で言われたら頷かずには
いられないよ。
「それじゃあ、ここまでで良いかな?
きちんとお家に帰って寄り道はしないんですよ。」
「おめぇは俺らの母ちゃんか!!」
サユのお家に入る手前のことである。
「と、頭皮に激しいダメージが・・・」
これは試練なのかもしれないわ。
慶詩のツッコミがレベルアップしている。
強さが尋常じゃないわ!!
あれは女の子を小突くレベルではないよね。
あたしも更なるバージョンアップじゃなかった、
進化を遂げなければならないということね!!
短期間で集中鍛錬して見せるわ。